その霊を呼吸することをやめない ――――――――――――――聖書の節(回復訳)―――――――――――― ローマ8:2 なぜなら、命の霊の法則が、キリスト・イエスの中で、罪と死の法 則から、わたしを解放したからです。 ヨハネ20:22 彼はこう言って、彼らの中に息を吹き込んで言われた、「聖霊を 受けよ」。 ―――――――――――――――務めの言葉――――――――――――――― わたしたちはその霊から離れていることはできません。日ごとに、時間ごとに、 瞬間ごとにさえ、わたしたちはその霊の中にいる必要があります。「昨晩、わ たしは主と共にすばらしい時を過ごした。今やわたしは御使いよりも聖く、わ たしの問題はすべて終わった」と言ってはなりません。あるビジョン、啓示を 受け、特別な霊的経験をしたので自分は聖く、何の問題もない、と言ってはい けません。もしこう言うなら、あなたは後ほど自分が苦悩の中にあることを見 いだすでしょう。 その霊の良い例証は空気です。わたしたちは空気を絶えず吸う必要があります。 わたしたちは、「今朝、深呼吸をして新鮮な空気をたくさん取り入れた。今は 空気で満ちているので、もう吸う必要はない」と言うことは決してできません。 あなたは決して呼吸することをやめてはなりませんし、決して空気から離れて はなりません。もし呼吸することをやめるなら、あなたは五分後に死ぬでしょう。 命の霊の経験は呼吸するようなものです。わたしたちはあらゆる瞬間、呼吸し ている必要があります。自分には資格があり、経験があると言ってはなりませ ん。わたしは、自分が救われて何年たったとか、主の豊富をどれほど経験して きたかとかは気にかけません。わたしは一つのことだけに、すなわち、わたし が今その霊の中にあることだけに注意を払います。わたしは新鮮に、即時的に、 その霊の中にいなければなりません。命を与える霊は息のようなものです。わ たしたちは絶えず彼を吸わなければなりません。 ――――――――――――――――祈り――――――――――――――――― おお主イエスよ、今日わたしはその霊の中にいたいです。わたしがその霊を呼 吸することをやめないよう思い起こさせてください。わたしは昨日あなたから 受けたものに頼りません。わたしは今日の呼吸のために祈ります。わたしが絶 えず呼吸するよう守ってください。アーメン。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉 は、ウィットネス・リー著「新約ライフスタディ・ローマ人への手紙」(1997年版) メッセージ第16編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版されています。